施設長挨拶

園の歴史から~

南さくら園の原型は『住吉母子寮』です。戦前の母子福祉政策として、昭和13年に現在の住吉区東粉浜に"大阪最初の母子寮"として開設されました。

木造の平屋一階建てで、当時は30世帯の母子世帯の方が入所されて、トイレや洗濯場も共同であったようです。戦中~戦後の13歳未満の児童をもつ軍人遺族母子のためで『勲の家』とも呼ばれておりました。 特に戦後の特色として児童福祉法による児童福祉施設として『母子一体の原則』の実現を目指しました。

その後、時代は流れ…昭和51年4月1日に現在の阿倍野区阪南町に南母子寮が開設されました。平成10年児童福祉法改正に伴い母子寮から母子生活支援施設に変更になり自立支援を目指す施設に変わり名称も南さくら園になりました。

そして、現在の南さくら園の使命は、社会的養護を必要とする子どもたちとその母親への適切な支援の実現にあります。近年増加しているDV被害母子・被虐待児童・不適切な養育環境での育ちなど問題は複雑かつ多様化しています。自立支援計画により一人ひとりにあった個別支援を行い『母と子の幸せ』の実現のため職員は日々寄り添っています。

DV被害母子・被虐待児童の心理サポート(臨床心理士他)を実施し、心のケアに努め精神的自立と自己治癒力の発現を図ると同時に、経済的自立のための就労支援を行っています。

また、母子生活支援施設を社会にひらかれたものとするため、地域や社会との連携を深める必要があり、施設が持っている支援機能を地域に還元していくよう頑張っています。

南さくら園は、『母と子の幸せ』の実現のため、そして未来を担う子どもたちの健やかな成長発達のため、職員一同、邁進していきます。

南さくら園  施設長

 

 

 

設置主体:大阪市

経営主体:社会福祉法人 みおつくし福祉会

開設年月日:昭和51年4月1日

敷地面積:1,181.81㎡

建物の構造:鉄筋コンクリート造5階建

延べ床面積:1,832.43㎡

定員:50世帯

 

 

1階:事務室・相談室・医務室・静養室・保育室・調理室・学習室・シャワー室・浴室・倉庫

2階:学習室・管理室・宿直室・母子室(4.5帖・2帖)8室

3〜5階:母子室(4.5帖・2帖)42室